sap-api-integrations-vehicle-management-system-for-vehicle-reads

sap-api-integrations-vehicle-management-system-for-vehicle-reads は、外部システム(特にエッジコンピューティング環境)をSAPと統合することを目的に、SAP のVehicles関連のAPI で 車両管理システムデータを取得するマイクロサービスです。 sap-api-integrations-vehicle-management-system-for-vehicle-reads には、サンプルのAPI Json フォーマットが含まれています。 sap-api-integrations-vehicle-management-system-for-vehicle-reads は、オンプレミス版である（＝クラウド版ではない）SAPS4HANA API の利用を前提としています。クラウド版APIを利用する場合は、ご注意ください。 https://api.sap.com/api/OP_API_VMSVEHICLE_0001/overview

動作環境

sap-api-integrations-vehicle-management-system-for-vehicle-reads は、主にエッジコンピューティング環境における動作にフォーカスしています。 使用する際は、事前に下記の通り エッジコンピューティングの動作環境（推奨/必須）を用意してください。 ・ エッジ Kubernetes （推奨） ・ AION のリソース （推奨) ・ OS: LinuxOS （必須） ・ CPU: ARM/AMD/Intel（いずれか必須）

クラウド環境での利用

sap-api-integrations-vehicle-management-system-for-vehicle-reads は、外部システムがクラウド環境である場合にSAPと統合するときにおいても、利用可能なように設計されています。

本レポジトリ が 対応する API サービス

sap-api-integrations-vehicle-management-system-for-vehicle-reads が対応する APIサービス は、次のものです。

本レポジトリ に 含まれる API名

sap-api-integrations-vehicle-management-system-for-vehicle-reads には、次の API をコールするためのリソースが含まれています。

  • A_VMSVehicle（車両管理システム – 車両データ）

API への 値入力条件 の 初期値

sap-api-integrations-vehicle-management-system-for-vehicle-reads において、API への値入力条件の初期値は、入力ファイルレイアウトの種別毎に、次の通りとなっています。

SDC レイアウト

  • inoutSDC.VehicleDetails.VMSVehicleInternalID（車両管理システム車両内部ID）

SAP API Bussiness Hub の API の選択的コール

Latona および AION の SAP 関連リソースでは、Inputs フォルダ下の sample.json の accepter に取得したいデータの種別（＝APIの種別）を入力し、指定することができます。 なお、同 accepter にAll(もしくは空白)の値を入力することで、全データ（＝全APIの種別）をまとめて取得することができます。

  • sample.jsonの記載例(1)

accepter において 下記の例のように、データの種別（＝APIの種別）を指定します。 ここでは、”VehicleDetails” が指定されています。

	"api_schema": "sap.s4.beh.vehicledatailes.v1.VehicleDatailes.Created.v1",
	"accepter": ["VehicleDetails"],
	"vehicle_datailes_code": "",
	"deleted": false
  • 全データを取得する際のsample.jsonの記載例(2)

全データを取得する場合、sample.json は以下のように記載します。

	"api_schema": "sap.s4.beh.vehicleDetails.v1.VehicleDetails.Created.v1",
	"accepter": ["All"],
	"vehicle_datailes_code": "",
	"deleted": false

指定されたデータ種別のコール

accepter における データ種別 の指定に基づいて SAP_API_Caller 内の caller.go で API がコールされます。 caller.go の func() 毎 の 以下の箇所が、指定された API をコールするソースコードです。

func (c *SAPAPICaller) AsyncGetVehicleDetails(vMSVehicleInternalID string, accepter []string) {
	wg := &sync.WaitGroup{}
	wg.Add(len(accepter))
	for _, fn := range accepter {
		switch fn {
		case "VehicleDetails":
			func() {
				c.VehicleDetails(vMSVehicleInternalID)
				wg.Done()
			}()
		default:
			wg.Done()
		}
	}

	wg.Wait()
}

Output

本マイクロサービスでは、golang-logging-library-for-sap により、以下のようなデータがJSON形式で出力されます。 以下の sample.json の例は、SAP 車両管理システム の 車両詳細データ が取得された結果の JSON の例です。 以下の項目のうち、”VMSVehicleUUID” ～ “LogicalSystem” は、/SAP_API_Output_Formatter/type.go 内 の Type VehicleDatailes {} による出力結果です。”cursor” ～ “time”は、golang-logging-library-for-sap による 定型フォーマットの出力結果です。

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